合鍵の使い方

同じ合鍵は何年もずっと使わないようにしましょう。

鍵は金属でできていて丈夫だと思われるかもしれません。しかし、長年使用し続けると金属疲労により強度が落ちます。弱くなった鍵を使用し続けると鍵穴にさしたまま折れて先端部分が鍵穴の中に残ってしまうことがあります。

変形した合鍵を使うことで鍵が壊れてしまうこともあります。

 

特に古い鍵ほどキー自体が薄くできていて折れやすいようです。車だと特に古い日産車がこれに当たります。

ドアシリンダーならまだしも、イグニッションシリンダー内に折れた鍵が残って鍵を抜けなくなってしまうと大掛かりな作業になります。

イグニッションシリンダーをはずすためにはステアリングカバーを剥がしたりといった作業が必要になるのでものによっては数時間の作業を要します。

 

人によっては鍵を回すときに感触がおかしい、固いと思いつつも10年以上使ってしまう人も居ます。シリンダーががたついてくることもあります。

調子が悪いと感じたら合鍵はすぐに捨ててしまいましょう。合鍵くらいなら安い料金で作ることができます。故障をなおすよりはずっと安上がりに済ませることができます。

 

また、新しい合鍵を作るときには純正キーから作成します。合鍵からさらに合鍵を作ると形があわずに鍵穴にささらないこともあります。形の合わない合鍵を使うことで鍵が壊れることもあります。